漏洩まんが祭り

漫画・ゲーム・映画・怪奇の備忘録と虚無の日記

俺の時間はなぜ止まったのか/『恐怖新聞』つのだじろう

 日曜、たいへん美味しく酒を飲む機会があったのだが、途中から記憶が無い。なんか神田森莉先生のブログを猛プッシュした辺りまでは覚えているが、レジでの支払い時とか帰りの電車に乗った記憶が皆無。
 年に数回やらかすけど、酒で記憶を無くすのはほんと~~に落ち込むんですヨッ! 今回は実害が無かったからまだいいものの、以前ダウンロードしたゲームやらポケモンやらが詰まったニンテンドー3DSを酔った勢いで紛失したときはかなりショックだった。その時無くした財布は無事なまま出てきたのに…。
 もう今後はマジでアホみたいな飲み方は控えないとな。せめて酒を飲んだら交互にウーロン茶を飲むとかしないと…。アルコールにNO! 海馬、大切に~! と叫んだとたんに目が覚め、周りを見渡してみるとそこは無人のボイラー室。裸で椅子に縛られたままなのは分かったが、一体なぜこんなことに…。

 


 

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 『恐怖新聞』kindle unlimitedで読む。つのだじろう先生の代表作であり大人気作だが、連載自体は意外と短く全9巻。まあ、読むたびに100日寿命が縮む恐怖新聞を主人公がバンバン読んでるんだからある意味仕方ないけど。印象深いエピソードはいろいろあるが、思わせぶりに出てきて最終話では特になにもしなかったエリナ松岡とか、金の亡者に憑りつかれた気の毒な野球選手とか、雪男が本当にいた話とかが良かったですね。続編に『恐怖新聞Ⅱ』『真・恐怖新聞』というのがありますが、これは読まなくていいです。『鉄鍋のジャン!』の西条真二先生がリメイクした『キガタガキタ!』はかなりの傑作で、自重しない時事ネタと美少女ヒロインがいかにもといった感じですが、これって元祖『恐怖新聞』の特徴をしっかり捉えてるな~と改めて思いましたよ。