漏洩まんが祭り

漫画・ゲーム・映画・怪奇の備忘録と虚無の日記

【日記】恋の空手道場/『DAYS GONE』

 フエキのでんぷん糊に砂糖と食紅をまぶした新製品「雑グミ」は空前の大不評、おかげで干され気味だったが執念で上司の裏垢を把握し、パクツイbotで投げ銭を要求するコンプラ欠如を指摘。交渉の末、無事に職場復帰を果たしてめでたし。
 ゴールデンウィークは実に晴れやかな気分でインドア生活を満喫していたが、弟が関東に引っ越してくるというので手伝いをしたりした。いや違うな。おれが新居に着いた時はもう引っ越し終わってたから手伝ってないわ。両親が持ってきた昆布締めとか食べつつ酒飲んでただけだわ。

 

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 一泊し、近場の中華街で朝飯。こんなに人のいない中華街は初めてで「おお!」と思ってしまったが、自粛とか別に単に朝は人が少ないだけなのかもしれぬ。中華粥を食べて帰り、ぽんぽこちゃんねるのVtuber24時間生放送(コーラ一気飲みゲップ早出しダービー等)を見ていたらGWは終わった。休暇中に思いついた新製品、かまぼこと板の間にバネを敷き詰めた「跳ねぼこ」でこの夏は勝負を賭ける。

 


 

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  ダウンロードしてほったらかしだったオープンワールドゾンビゲーム『DAYS GONE』をプレイしはじめる。その辺の素材やスクラップを合成して火炎瓶や包帯といったアイテムを生成、生存者キャンプで請け負った仕事でお金を稼いでバイクを改造…とツボを押さえたつくり。ゾンビ1体1体がわりと強く、『デッドライジング』のような無双ゲーを想像しているとちょっと戸惑うかもしれない。

 クエストの発生密度が低いのであまり自由度は感じられないがストーリーはなかなか見ごたえがある。おれは見たことないが「ウォーキング・デッド」などのゾンビアポカリプス系のドラマはこんな雰囲気なのだろうか。生存者はどいつもこいつも死亡フラグを盛大におっ立てているがなかなか死なない。物語もゲーム展開もかなりじっくり丁寧、悪く言えばスローペースで進むが尻上がりに面白くなってきているのでクリアしたらまた評価が変わるかもしれない。

 

【日記】合コン燃ゆ/『ガールズ&パンツァー最終章』第3話

 「アルコール提供禁止」の報に激昂したジャッカル佐崎さん(依存症)。さすがに自分の意思を表明せねばならぬ時と思い立ち、歌舞伎町でノーマスク路上飲みのオフ会を開くというサークル歌舞伎町奥様査問会~バレたらお仕置きよ~と連絡を取り、人生初のオフ会へと挑む。
 厳重にアルミホイルで前頭葉を守りつつ、一升瓶片手に集合場所へ。他の参加者は20代前半くらいだろうか。それとも年季の入った人生の先輩方か…と思いきや、ビル撤去跡のスペースに集まっているのはグラマーな美女、パツキンのボインちゃん、マブいナオン、ボディコンのチャンネーといった面々。本当にここは路上飲みの会場であろうか。妖艶な目つきで手招きするハクいスケ達を目の前にしたその時、くっきりとした姿ではないけれど、おぼろげながら浮かんできたんです。46という数字が。46…しろ…白…そうか! 持参した上善如水純米「白こうじ」の蓋を開け、周囲にぶち撒ける。甲高い悲鳴と共にしゅうしゅうと音を立てて白煙が立ち上り、美女たちは全裸の中年男性へと姿を変えていく。散り散りになって逃げ出す全裸中年男性たちを視界の端に捉えつつ、咳き込みながら意識を失うジャッカル佐崎さん。彼が目を覚ました頃、街からすでに灯は消えており、静粛と暗闇が周囲を包んでいた。大型ビジョンに映し出される都知事だけが、ただじっと彼を見つめている。やがて力なく立ち上がった影が、青昏く光る地下へと吸い込まれていく。

 


 

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 エバーやらなんやらのアレで話題を持ってかれた気がしなくもないが『ガールズ&パンツァー 最終章』第3話を観た。爆音上映? 轟音上映だかで。予告編の最中にいきなりメガネのネジが弾け飛び、片手でレンズを抑えながらの鑑賞となった。ほぼ桃ちゃんですね。トーナメントの消化っぷりが超人オリンピック並にスムーズなので、いろんな試合を見られてお得感がある。知波単の負け方はちょっとご都合主義な感じもしたが、らしいと言えばらしいのでアリな範囲じゃないですかね。
 おれは戦車はじめミリタリーにはまったく詳しくなく、ガルパンも雰囲気で見ているのだが、それでも夢中になるし爆裂に面白い。ビッグなコンテンツの良いところは、これくらいのライトな付き合い方を受け入れてくれる点だと思う。

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 入場特典でもらったフイルムは、本作で30秒くらいしかなかった「中年男性しか映っていないシーン」でした。レアだろ。

 

【日記】46億年の亡霊/『走れイダテンキング!』牛次郎・左近士諒

 新年度になってから妙に忙しく、自律神経をアレしたりで精神的にキツかった。仕事以外のアウトプットが、5月16日におそらく開催されるであろう第三十二回文学フリマの原稿で占められていたので日記書くヒマも無かった。あったけど。モンハンライズやってたので。

bunfree.net

 

 相変わらず『ウマ娘』三昧というか奥さんのほうがハマっており、最近は競馬新聞を買ったり馬券買うための口座を開いたりしている。競馬でプラスになった分を10連ガチャ等につぎ込めるなら永久機関完成だがそううまくいくものでもないらしい。

 おれも素人なりに競馬新聞を読んで予想を立ててみたりしたが、漢字や記号がたくさんあってよくわからなかった。なんでもいいから50万円ほど儲かる馬券を最速で教えろや! こっちは切羽詰まっとん! とブツクサ言っているうちに、くっきりとした姿が見えているわけではないけど、おぼろげながら浮かんできたんです。46という数字が。これぞ天啓じゃ~~~~ッッッ!! と閃くやいなやウインズまで疾走、なけなしの46円を手にして「これで買えるぶん適当に見繕ってくれや」と絶叫しながら固く閉じられたシャッターを殴打。緊急事態宣言下の街にはいつまでも、ガシャンガシャンという音が響いていたということです。

 いつまでも、いつまでも…

 


 

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 それはそれとして、見る人が見ればパドック(レース前のおウマさんがちんたら散歩する場所)でウマの様子を見るだけでもかなりのヒントを得られるらしい。すごいンゴねぇ~。おそらくはこれまでの各ウマのレース結果だの騎手の成績だの、競馬新聞に書かれていることも含めたあらゆる情報を精査すればかなり予想の範囲を絞り込むことができるのだろう。配当は予想に費やした時間への対価なのかもしれぬ。いや、こういう考えかたは我ながら斜に構え過ぎのような気もしてきた。もっと熱い競馬魂、『ウマ娘』とはまた別ベクトルの野獣のようなソレを補充しなければ…。

 で、Kindle Unlimitedで手に取った『走れイダテンキング!』は牛次郎原作の競馬コミック。パチンコをはじめギャンブルにも造詣が深い牛次郎だが、競馬漫画はどうも本作1作きりしか手掛けていないらしい。『包丁人味平』『プラレス3四郎』『やる気まんまん』等、多大なハッタリとサービス精神に満ちた「いっぷう変わったバトルもの」を得意とする牛次郎。そんな彼が紡ぎ出す競馬の世界とは? と期待しながら読んだのだが、どうにもペースが乱れた珍妙な作品であった。 

 

 主人公・英騎は競馬狂の父親に育てられ、自らも騎手となるも新馬戦で落馬。怪我を負ったウマは薬殺されてしまい、英騎の心に傷を残す。 騎手になれなかった親友の涙、先輩騎手とのいさかい、危篤の婆さんをほったらかして競馬場に来たあげく大穴を当てたショックで発狂したジジイ(本筋とは一切関係ない)などスリリングな描写が続く序盤はかなり読み応えがあり、満を持して登場するイダテンキングとの出会いもなかなか運命的で盛り上がる。

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 「狂うもののないやつのほうが よっぽど気の毒にみえるぜ!」名言。

  このままの勢いで突き進んでくれれば熱血ピカレスク競馬劇画として傑作になったのかもしれないが、英騎が馬主の娘さんと急に恋仲になってしまう辺りから話はヘンな方向に向かい始める。夜の競馬場観客席で娘さんに発情してしまった英騎(その間、ターフをかけるイダテンキングの幻影まで見る始末)は、何者かに行為の最中をバッチリ撮られてしまう。半人前のくせに色気づいてんじゃねえと先輩にメチャクチャ怒られたあげく、今度は酔いつぶれた先でスナックのママの色香にハマり、またもやスキャンダル写真を撮られる。なんと馬主の娘との種付けを撮影したのもママの一味であり、英騎は写真をネタに八百長を迫られてしまう。ていうか恥ずかしい写真どっちか1枚でもよくない?

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 八百長!!

 このイマイチ競馬とは直接関係のないハニートラップの話がだらだらと続き、なんにも解決しないまま英騎はイダテンキングの特訓を始める(電気ショックを与えたりする)。これどうやって始末つけるんだ? となった頃、知り合いの競馬記者がユスリ先のチンピラに「君! 写真のネガを渡したまえ!」と言ったら「ムム~っ、記者はまずい!」と観念したチンピラが素直にネガを返してくれて無事解決した。そんな簡単に諦めるのかよ。

 この後はようやくライバル騎手が登場して菊花賞や有馬記念でしのぎを削る王道展開になるのだが、どうにも地味と言うか煮え切らない大人しい展開が続き、特に盛り上がりもなくそのまま連載終了してしまった。やや唐突かつ不自然な「女性がらみのトラブル」を挟んでせいで失速した感は否めないが、序盤の盛り上がりはかなりのもので、キャラのセリフもモノローグも作画も構図も全編通して見ごたえはある。競馬漫画としてもマイナーな位置の作品だとは思うが、読んで損はしない。

【日記】遥かに輝く戦士たち/『ウマ娘 プリティダービー』

 「ウルトラサブスク」に入会してさあこれでアレとかコレとかも見放題だし、いずれ恐怖劇場アンバランスだのも見られるようになれば万々歳ですねとニッコリしていたら『ダイナ』関連のきな臭い噂は流れてくるし、配信直後からガッツリ遊んでいた『ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ』はサービス終了のお知らせだし、まあテンションが下がりますね。ウルトラマンより怪獣派の人間にとっては貴重なゲームでした。

 

 ソシャゲのサ終を見届けるのはいつでもつらい。今までどれだけのゲームの終わりに立ち会ってきたことか…。モバゲー関連が多かった気がするが…。『進撃のバハムート』とか『100万人の信長の野望』とかまだ続いてるんだ。それはそれで凄いな。

 ちなみに、記憶にある中でいちばん最初に「えっこれサービス終了すんの~!?」ってなったのはモバゲーの「学校の星」というアプリです。

www.mbga.jp

 

 これ、配信前はかなりDeNAも力入れて宣伝してたんだよね。ソシャゲ専門誌でも大きく取り上げられていたし(今ソシャゲ専門誌ってあるの?)。

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 ゲーム性自体はまあ当時よくあったタイプの、スタミナ消費してボタンを押すだけのステージを走破してガチャでダブったカードを合成して強くしていくというアレでした。イラストは「最大公約数」というか、可能な限りクセを消した感じですが嫌いではない。キャラの名前が奇面組方式のダジャレなのもまあ、いいんじゃないですか。

 このゲーム、とにかくレイドバトルがメチャクチャにユルかった。イベント時はある程度スタミナ消費することでレイドバトルに突入するのだが、明らかにボスのHP設定を見誤っていて、ものすごい勢いで強敵(のはずである)ボスを倒せてしまった。おかげで配信直後の初心者接待とは思えないほどの報酬がすんげ~量で入手でき、一切課金する必要なく最強キャラを育てられたのだが、そのせいか配信開始から1か月と少しでサービス終了してしまった(2012年5月31日~2012年7月5日)。事前登録モバゲー史上最多の74万人突破! とかいって煽っていたのにもう終わるのかよ!? とかなり衝撃を受けたものです。まあおれも一切課金はしていなかったのだが…。

 

 コンシューマ機のゲームはどんなクソゲーであろうと、ソフトさえ手に入れればいつでも遊ぶことができるが、ソシャゲの類はサービス終了後にその実態をつかむことは難しくなる。人々の記憶にも記録にもいっさい残ることなく消えていったソシャゲがどれだけあることだろう。伝えていかねばならぬ。例えどんなクソカスゴミボケアホナスブリブリゲームであろうとも、消えてしまうのは悲しいことだ。『ウルバト』については近いうち思いのたけをブチ撒けると思う。まだ僕の考えた理想のさいきょう怪獣チームを作れていなかったんだよ、おれは!

 


 

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 ミーハーで申し訳ないが、まあ今はウマ育成に夢中です。どんなに短くても1プレイに30分くらいとられてしまうので、他のソシャゲをやる時間がどんどん奪われてしまう。ここまで計算して作っているのだとしたら恐ろしいことだと思う。オタクが競馬に興味を持ち、勝った配当分でガチャに課金し、課金でウマ娘が潤い、ウマ娘がコンテンツを充実させ、コンテンツがオタクを増やし、オタクが競馬に興味を持つ…という永久機関が完成するといいですね。

 競馬自体に関しては、友人らが夢中になっているのを「ふ~ん」くらいのテンションで傍目で眺めているくらいで、自身にはまったく刺さらなかったのだが、このアプリ版は本当に面白い。ゲーム性が面白い。ストーリーが面白い。キャラが面白い。もう語り尽くされてる気がするので自分がこれ以上付け加えることはないのだが、ソシャゲ界のエポックをメイキングするナニであるのではないかと本気で思っておりますよ。

 

【日記】猛烈! アイドル宣言!/『メイコの遊び場』岡田索雲

 今月末に試合を控え、練習に精を出す毎日。今回はキックオンリーと決めており、目標を定めたぶん集中しやすいのはいいが、これはこれで心身共に消耗も激しい。
 家にある木人はだいたい蹴り潰してしまい、修繕しようと思ったがこれがまた素人には難しい。仕方がないので代わりに近所の地蔵を蹴ることにした。ちょうど頭の部分にクリーンヒットさせやすく、丈夫なので遠慮なく全力で蹴ることができる。今日も1日1万回、感謝の地蔵蹴りで調子も上々ですゾイ! などと上機嫌でインタビューに答えたその晩、夢枕に立った無数の小地蔵が際限なく皮膚下に潜り込む悪夢にうなされ、翌朝全身がガチガチに硬直した状態で発見された。その両脚は二度と動くことがなかったという。

 

 この話を聞いた時、ふと閃いた!
 このアイディアは、メジロマックイーンとのトレーニングに活かせるかもしれない!
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 メジロマックイーンの成長につながった!
 スタミナが5あがった
 パワーが5あがった
 根性が5あがった
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 kindle unlimitedで『メイコの遊び場』読む。ノスタルジックサイキック殺人ノワール漫画で、これは掘り出し物だった。作者によれば平山夢明の短編がモチーフの1つだそうで、容赦ない人体破壊のグロテスクとどこか乾いたセンチメンタルは確かにその雰囲気がある。

 昭和の大阪。左目で見た相手を精神崩壊させる能力の持ち主・メイコは、チンピラどもを始末する仕事に従事させられていた。世間知らずでポーカーフェイス極まりないメイコだったが、地元の子供達との遊び(じゃんけん、鬼ごっこ、釘倒し、だるまさんがころんだ等)の中で少しずつ、本当にわずかに少しずつ感情を表に出すようになっていく。この昭和の子供たちの遊びが『遊び図鑑』の解説なみに詳細に語られているのもポイントの1つ。

 ノワールもののお約束というか、最終的にはメイコとメイコをいいように使っていた連中は窮地に陥るのだが、そこからの幕切れへの展開が非常に見事。いいモンを読んだなあと心地よく放心できる1作。

【日記】銀ちゃん結婚して/『脳内格闘アキバシュート』本田真吾

 なめくじを使用したオーガニックシャンプー「キュースラ」、おかげさまで販売10万本を達成した。なめくじ由来の天然成分がしっとり馴染んで髪にツヤとハリを与え、あなたが寝ている間にも、微細な幼なめくじが潤いをもたらしてくれます。キュースラ(キューティなスラッグの略)、ぜひお試しください。※高温多湿の環境で保管した場合、繁殖したなめくじが容器を破損する可能性があります

 


 

 『脳内格闘アキバシュート』kindle unlimtiedで読む。作者は『ハカイジュウ』の本田真吾先生。最近はわけあって格闘マンガをいろいろ読んでいる。

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 タイトルでなんとなく察せられると思うが、主人公は口先だけは達者な格闘技オタク。スポーツの類はいっさいやったことがない浪人生である。そんな彼が不良に絡まれたことをきっかけに体を鍛え直そうとするのだが、肥大したプライドと他人をムカつかせる生来の性格のせいか、リング内でも外でもとにかくボコボコにされまくる。ヤンキーに殴られ、プロ選手を怒らせてシバかれ、入門した道場生にも手も足も出ず、試合に出れば1回戦でノックダウンし…といったありさまで、いくらイキリオタクとは言え主人公がここまで徹底して敗北し続けるさまを見させられるというのは少々キツいものがある。格闘マンガの主人公でこんなに連敗してるやつ初めて見た。そういう意味ではエポックメイキングな作品かもしれない。

 主人公がようやく根性を見せ始めるのは3巻の後半くらいからなのだが、全4巻なので物語の半分くらいはボコられ続けていることになる。ラストはやや駆け足気味で、別に主人公が覚醒して最強になったりはしないものの、良い落としどころではあると思います。最後まで読まないともったいない。

【日記】ステイタス・ゴールド/『ザ・ベイ』

 なんだかんだでアホみたいにYouTubeばかり見ているので「そろそろ金出したってもええやろ」とプレミアムを試す。この手の月額サービスはホイホイ加入するばかりで、退会することがほとんど無いので(今んとこmixiとニコニコ動画くらい)出費が嵩みまくっている。もう駄目だ。もう…

 

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 月1180円という価格、「他のサブスクと比べても明らかに高い」「とは言えいちばん利用しているのも事実」等の要因を考慮し、ひと月に払ってもいいかと思えるギリギリを突いてきてる感じがする。「人体からどれだけ血液を抜いても生きられるかの実験」みたく、消費者心理をいろいろとアレした結果で設定された究極の価格と言えましょう。じゃあ至高の月額サービスとは何か、と言われると困ってしまいますね。「あの程度で月1180円など惰弱の極み! 今から至高のサービスを見せてくれるわ!」とか言って月額2980円の携帯プランを提示するも、割引条件がクソ過ぎて「この月額料金はまがいものだ、食べられないよ」とか言われたりして、それで勝ったと思いきや対するこちら側も「FANZAの観放題サービスは月額8980円だ!」みたいなのを出してきて審査員にメチャクチャ叩かれたりするんですが、特に面白くならないのでこれで終わりです。

 


 

 『ザ・ベイ』観る。なんちゃってPOV形式のホラー映画で、監督は『レインマン』『グッドモーニング、ベトナム』等も手掛けているバリー・レヴィンソン。

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 とある港町で奇妙な死体が発見される。鋭い歯を持つ小さな何かに食い荒らされたもの。正体不明の発疹に覆われたもの。舌がちぎられ苦悶の表情を浮かべているもの…。一連の怪死事件の犯人は、湾岸で繁殖した突然変異の寄生虫だった。微細な幼虫の段階で飲み水とともに侵入し、瞬く間に成長して体内を食い荒らすのだ。最悪のバイオハザードにも関わらず、市の対応は遅れに遅れ…。

 とにかく陰鬱な作品。寄生された人も「ウッギャァァアアアアァァアァァア~~~!!!! ギャエろおェばファアげば(死)」くらいに大騒ぎしてくれればいいのに、なんか地味~な感じに苦しみつつ死んでいくだけなので滅入ってしょうがない。かといってリアルかと言われればそうでもなく、「塩素をばらまいたら寄生虫は全滅しました」という腰砕けのラスト、ある意味で事件の元凶である市長が(浄水場の水を美味しそうにゴクゴク飲んで水質をアピールして見せるという、いかにもなフラグがあったにもかかわらず)ただの交通事故で死ぬという謎の展開、劇中描写のわりに死者が少なかったことに対する「理由は特にわかりませんが、寄生されなかった人も大勢いました」という無責任な解説など、ツッコミどころも無数。どうにも困った作品である。困った作品ではあるが、こうもエンターテインメントになることを拒否したようなホラーを久々に観たせいもあって、嫌いになれないのである。ホントもう。なんなんだ。