HALO、ギアーズ、Fallout、スマブラ…E3の発表はどこも順当というか、面白そうな続編タイトルはけっこうあったけどサプライズは特になかったなという感想。おれが言うサプライズというのは新ハード発表とか、FFの最新作はたぬきが主人公とか、ヴァルハラゲームスタジオが『飛竜の拳』をリメイクとか級のことを指しますが、それはそれとして『サイバーパンク2077』と『デモンエクスマキナ』はなかなかカッコよいですね。前者、これっくらいサイバーな世界観でオープンワールドやってみたかったというのはあります。
とうに日本でもSteamがすっかり定着し、ゲームハード間の垣根がどんどん崩れていってる昨今、サプライズを打ち出すにはハードを超えたなんかのプロジェクトくらいが無いとインパクト薄いのかもしれませんね。それかFFの主人公をたぬきにするとか。
つなん京助『恐怖!トラウマ漫画(1) 蝉を食べた少年』。Kindle unlimited、加入した当初は「読みたい漫画ぜんぜんねぇじゃねーか」とアクタイをついていたが、今のところ途切れることなく何かしら読んでいるな…。探し方が悪いのか、探させる気がないのかはわからんけど。
ケイブンシャの大百科シリーズという、ずいぶんニッチな場に掲載されていたホラー漫画を中心に集めたホラー作品集。つなん先生の描く子供たちは純粋にカワイイというか牧歌的。怪物や幽霊は「どうだ、キモチ悪いだろう!」というストレートな絵柄。まあ確かに子供にとってはトラウマだよな~、などとのんきに構えていると、時折大人でもビビってしまうようなものが混じっているので侮れない。個人的には第3集『恐怖の解体病院』に収録されている「すてられた少女の死体」がメチャクチャに厭だった。タイトル画もラストシーンの1ページも怖すぎる。グロさとは別方向の「歪み」描写がヤバい。見ただけで変な声出たわ。