漏洩まんが祭り

漫画・ゲーム・映画・怪奇の備忘録と虚無の日記

呪詛都市/『スチームワールドディグ』

 ヘル労働が一段落したばかりで、脳があんまり働いていない。土日は何もやることがないのでフナムシの巣にコーラでも注ぎに行こうかと思います。

 低気圧と高湿度が不愉快な日々。街行く人も暑さにうだっており、気だるげだ。ビジネス街には不釣り合いなほど着飾った、乳母車を押して歩くご婦人も、どことなく足元がおぼついていないように見える。じっと眺めていると、彼女は歩きながら定期的にゴポッ、ゴポッとマーライオンのごとく吐瀉していた。よく見れば乳母車にも赤ん坊などは乗っておらず、彼女の吐瀉物で溢れていた。これがホントの“吐瀉車”だなあ、という言葉が頭をよぎったが、なにが「ホントの」なのか自分でもよくわかっていない。

 


 

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 『スチームワールドディグ』、PS Plusのフリープレイに来ていた。クリア自体は10時間もあれば可能な小品だが、ぬるぬるドット絵(3DS版のみ)+『メトロイド』的な探索感+渋いスチームパンク風デザインで好きな人にはたまらんはず。

 主人公はゴンスケを格好よくしたようなロボット。地面をツルハシやドリルで掘り進み、換金できる鉱石を発掘。鉱石を持ち帰ってお金に変えて新しいパーツを買ったり、洞くつの奥に隠されたマシンで自分の性能をアップグレードすることで、硬い岩を掘ったりダッシュしたりといった機能が少しずつ解禁されていくしくみ。コツコツ&ちまちまの具現化みたいなゲームで、個人的には3DSかVita辺りの携帯機で遊びたい逸品。良いです。