漏洩まんが祭り

漫画・ゲーム・映画・怪奇の備忘録と虚無の日記

子供帝国の反乱/おもちゃのまちバンダイミュージアム/『横暴編集長 ~映画三昧~』

 友人らと那須へ。大宮からレンタカーで出発、車内では「肉の万世とネクロマンサーって似てるネ」等の話題で盛り上がり、頭の中がトンカツゴーレムでいっぱいになった辺りでおもちゃの博物館バンダイミュージアムに着きまんた。栃木県壬生町に実際にある地名「おもちゃのまち」にある博物館で、館内は撮影オールオッケー。館内にはバンダイはもちろん、他社製やどこ製かもわからないものも含め世界各国のおもちゃが展示されております。エジソンについて学べる発明品博物館もあったよ。展示品は例えば、

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 あまりにもデカすぎる上に価格も1万円超と強気すぎたために戦隊ロボ史に残る大失敗となった「地球戦隊ファイブマン」の“マックスマグマ”や…

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 前の持ち主のビックリマンシール(魔人フックと狼男魔)がべったり貼られているキン肉マンのボードゲームや…

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 なぜかバンダイ製のソフトが一切見当たらないファミコンソフト無料貸し出しコーナーや…

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 「ジャンピングゴリラ」と題された、どうみても干し首にしか見えない謎の頭部…。他にもウルトラ怪獣ソフビにマシンロボ、ゴールドライタン、アルカディアなどおっさんの思い出にヒットするアレはもちろん、幅広い世代のいろんなおもちゃが見られるので確実に得した気になれます。「懐かしのアレの完品を今買うとしたら幾らになるだろう」みたいな計算も働いてしまうぜ。マシンロボとゲゲボ魔獣復刻して!

 

 あとは淡水魚中心ながらバカでかいアロワナもいるなかがわ水遊園でキャッキャして、飲食して体温より高い温度に保たれた水溶液に浸かって寝た。

 


 

 温泉宿と言えばボードゲームですが、この日は「横暴編集長 ~映画三昧~」で遊びました。「横暴編集長」は一介の編集者となってムチャぶりをする編集長、広告を取ってこない営業、期日を守らないライター、ラフをガン無視デザイナー、メディアにより露骨に態度を変えるクソクライアント、ツイッターに誌面を無断転載してバズったら「伸びたので宣伝します♪」とかほざくプラナリアをやっつけるのではなく、上下に分かれた書名タイトルをくっつけてヒットしそうなアイデアをプレゼンし合う痛快ゲームです。その「映画版」がこの第3弾です。

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  この日はこういうアイデアが出ましたが、我々がやると明らかにB級以下というか、DVDスルーで終わりそうなタイトルばかりになるのが不思議です。この回は編集長の横暴権限で「マンマドン」が正式採用されることになりました。さっぱり中身が想像できませんが、異国の小さな町・マンマドンに生きる夢を諦めたやさぐれ中年と、夢を求めてやってきた若者とのほろ苦いブロマンスかもしれませんね。それかマンマドンが大暴れするゲボカス怪獣映画か。