ようやく新著「20kg痩せる! クラッカーダイエット」(仮)が形になってきたので、編集氏との打ち合わせに赴くも「そっちのクラッカーとは思っていなかった」とひと悶着。どうやらリッツか何かを想像していたらしい。「そんな炭水化物の塊で痩せるわけないじゃないですかw」と諭すも、先方は渋い顔。
「口の中、火傷しませんか」と言われたが、これはすでに自分の身体で実証済み。慣れればどうという事はない。「そもそもクラッカー自体そんなに手に入らないし、単価も高いのでは?」とも言われたが、別にパーティグッズ専門店に行かなくても、今は100円ショップで普通にクラッカーは手に入る。最終的には、ダイエット用のクラッカーを通販することも販売戦略として織り込み済みである。
それでもなおグチグチと否定的な文句を垂れ流すので、こちらもついカッとなってしまう。試作品として持ってきていた強化クラッカーを編集の口へ6つほど押し込み、「試しもせずにケチをつけるのは卑怯でしょう!」と思い切りヒモを引っ張ってやった。
まさか試作品がここまで未完成だったなんて、その時は考えてもいなかったんです。
新元号を作るカードゲーム「平成終了のお知らせ」を皆でプレイしまんた。
ルールは簡単、漢字一文字が書かれたカードを裏返しにして並べ、皆で順番に2枚ずつめくっていく。めくった2枚で「新元号候補」を作っていき、最終的にいちばん支持を得た元号を作れた人の勝ちである。
漢字のほとんどは過去の元号で使われたものなので、2枚めくったときに既存の元号になってしまう場合もある。その時は1枚を手札としてキープし、次の自分の番以降、めくったカードと組み合わせて使うことが可能だ。ちなみにおまけカードとして愛・絆・税・猛・食など元号にはまず使われない漢字も入っているので、コレを使うとカオス度が増してくる。
正直なところ、同じく2枚のカードを組み合わせて書名や映画名を作る「横暴編集長」と比べると運の要素が強い&選択肢が多くないぶん遊びの幅が狭く、わりと淡々と進みがち。ただ普通に過去の元号を覚えるきっかけにもなるだろうし、ルールもわかりやすいので子供を交えてプレイしたほうが盛り上がるのかもしれません。
今回の優勝はこれでした。偶然の産物だから仕方ないですね。