漏洩まんが祭り

漫画・ゲーム・映画・怪奇の備忘録と虚無の日記

ブリキの一番星と少年探偵団/「アニメ秘宝」

 ゴールデンウィーク中、グミをモグモグ食べていたら奥歯の詰め物が取れてしまった。できるだけ早急に歯いじりマン宅へ行かねばなりませんね。おちおちグミも食えないし。今週は忙しいから来週行くとして、それまではしっかり歯磨きしとかないとな~。というわけでデンタルフロスを使うことにした。歯の隙間にクイッと入れてゴシゴシキュッとやったところ、普段と異なるベクトルの持ち上げが発生したせいか別の奥歯の詰め物も取れてしまい「策士策に溺れるとはこのことですナ、タハハ…」と大笑い。その後机に突っ伏してさめざめと泣き、タカラ辛口チューハイドライを片手にクダを巻いて熟睡、翌朝家人が揺り起こしたがすでに事切れていたという。

 


 

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 『アニメ秘宝』、なかなか書店では見つからなかったのだがようやく買えた。新宿紀伊国屋の映画雑誌コーナーには無く、別館のコミック売り場を探しても見つからず、じゃあどこにあるのかと検索したらDVD・音楽雑誌コーナーに置いてあった。わかんねえよ。

 本誌のメインは各ライター陣による「オールタイム・アニメベスト10」ランキングである。ランキングとは言え集計はせず、映画秘宝ではおなじみの「トホホ」、つまりワースト選出もやらない方針らしい。編集氏によれば「『映画芸術』誌がアニメ映画を選出外にしたことについカッとなった」ことが本誌創刊のきっかけらしい。ただ、この企画意図について『映画芸術』誌を擁護する意見のライターもおり、その意見もちゃんと掲載していたりする。

 しかしまあ「ベストテン」ってホント面白いよね。〇〇さんが選ぶ〇〇ベストテン、無限のパターンが生まれるし、それでいて確実に面白いし…。高畑勲の『じゃりんこチエ』は今度観てみよう。

 関係ないけど、20年前の映画秘宝別冊『ベストテンなんかぶっとばせ!』で映画オールタイムベスト&ワースト10企画をやっており、ベスト1はデパルマの『ファントム・オブ・パラダイス』が受賞、一方のワーストについては「あまりにおぞましい結果が出たので集計結果は載せません」と書かれていた。おれが集計してみたところ、ワースト1は『恐竜・怪鳥の伝説』でした。むべなるかな。

 あの頃の映画秘宝、「まんが秘宝」「音楽秘宝」「ジャリカル秘宝」とかいろいろ出してましたよね。まんが秘宝は普通に復活してほしい。