漏洩まんが祭り

漫画・ゲーム・映画・怪奇の備忘録と虚無の日記

さそり富豪/『コトダマン』

 『メタルマックス』の新作がもう明日出てしまうのか…『モンスターハンター:ワールド』のアップデートも控えているというのに…積みゲーも普通にボコボコ重なっているし、それを抜きにしてもプレステフォ~は動画を観たりなんなりで稼働率が高く家族で取り合っているというのに…。

 『メタルマックス』に関してはスーファミの『2』が大好きすぎて語ろうと思えば2万字行きそうな気もしますが、今まで『MM2』について熱く語れたのは高校時代の同級生だった滝本君くらいしかいませんでしたね。元気にしてるか滝本。「ゲーム帝国」や「ジャンプ放送局」でどっちが掲載数多いか競っていたよな滝本。そんな滝本も買ってくれると嬉しい最新作『メタルマックスゼノ』についてはプレイ後に感想などを。

 


 

 セガのスマホゲー『コトダマン』が面白いです。『ことばのパズル もじぴったん』を簡略化し、うまいことスマホ的な味付けがされております。

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 要はしりとりの要領で、たくさん文字をつくればいいわけであります。あらかじめ何文字か埋まっている文字列に、手持ちのひらがなを挿入して言葉を作っていく。上の画像なら、3文字目に「ぶ」を入れることで「小屋」「ヤブ」「ヤブカ」「部下」「部会」「貝」「開始」「会心」「石」「維新」の10単語が完成するので10コンボとなるわけ(「しん」はあらかじめ埋まっていた文字列なので「芯」は数えない)。コンボが続けばダメージ倍率が上がるし、あと長い単語を作れば必殺技が出たりする。語彙が重要なゲームなのであります。

 タイトルにもなっている「コトダマン」は、それぞれひらがな1文字を担当している。各ステージに挑む前に、12体のコトダマンからなるデッキを編成することになる。単語を作るときは、その中からランダムで選ばれた4体、つまり4文字の中から単語が作れるものを選ばなければならない。

 日本語である以上、よく使われる文字というのはあるわけで、本作でも「あ行」「や・ゆ・よ」「し」「ん」などはデッキに必ず入れておきたいが、コトダマンにはそれぞれHPや攻撃力、属性、技、特性などが設定されている。で、汎用性の低い文字ほど強力だったりする。この辺はうまくバランス取れていますね。

 

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 今はコラボでのじゃロリおじさんがもらえたりする。全体的に「ビックリマン」チックなキャラが多い本作、まるで違和感なく収まっていますね。ワキでおにぎりを握るなどアクションも豊富。ていうか初めて声聞いた。

 

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 つーかコラボいろいろやってるようで、セガの本気を感じますね。海外展開はまず望めないシステムだし。

 パッと見はチャイルディッシュで子供もターゲットにしてるのかな? と思わせつつ、コラボ対象は完全にオッサン向けなので欲張りだよな~(褒めてる)。全体的なコテコテのテイストは、『妖怪ウォッチ』に真っ向勝負を挑んで玉砕した良作RPG『ヒーローバンク』を彷彿とさせるものであります。細かくは言及しませんが、「BGM」「バトル背景」「マップ画面」のすべてが微妙におかしい。濃い。一言でいうと濃い。まごうことなきセガ。

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 まだサービス開始したばかりだし、石も大盤振る舞いしているので今んとこ無課金でもがんがんガチャが引けて楽しいです。マルチプレイも程よい緊張感があるし。キャラも基本ビックリマンだし部位が揺れたりするので良いですよ。マルチはそこそこじっくりやる必要あるのと、全体的に異様にバッテリーを食うのでおうちでプレイしてつかあさい。

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