味四天王との料理勝負もいよいよ大詰め、最終戦のテーマは「刺身」に決定。さっそく新鮮ななめくじを調達するため豊洲市場へ赴くも、どの店にもなめくじが見当たらない。ちくしょう、やつら買い占めやがったな! それなら自分で捕まえようと高尾山まで向かうも、理想の食材には出会えなかった。やはり12月に天然物は見つからないのか…。そこへヒントをくれたのが、味仙人を自称するホームレスの松さん。えーッ!? 冬でも丸々太ったプリプリのなめくじが採れる秘密スポットがあるんだって~!?
(中略)のたうち回る審査員の皮膚を突き破って寄生虫が麺の如く吹き出し、もがき倒れて皆動かなくなった。おれは料理スタジアムを出禁にされた。
アマプラで『テリファー』観る。ハロウィーンの夜、タラとドーンの2人はめちゃくちゃ不気味なピエロに出会う。始めはツーショット撮ったりしてからかっていたが、見た目通りガチの殺人鬼だったピエロが牙を剥き、辺りはぐっちゃんぐっちゃんになってしまうのであった。
ホラー映画としては完全な平均点である。いい意味で。ほどほどにグロく、ほどほどにドキドキさせてくれるし、ほどほどに理不尽でほどほどに後味悪いストーリーは無駄な雑味がいっさい無い理想のカラッポ具合。見どころはやっぱり、一目見ただけで猛烈にヤバいとわかるピエロのキャラクターだよな~。『IT』のペニーワイズとかと違って特に特殊能力は無いので、ひたすら物理攻撃で攻めてくるんですよ。中盤、映画の殺人鬼ならまず使わないモノを武器にするので呆気に取られてしまった。王道のお約束ながら質自体は高く、他作品との差別化もしっかりできているという完璧かつ理想的なB級でありました。