漏洩まんが祭り

漫画・ゲーム・映画・怪奇の備忘録と虚無の日記

【日記】怪盗赤マント登場/『FM戦士SUMOキッズ』牛次郎・神矢みのる

 年末の「RIZIN」リザーブ選手として招待され、契約を兼ねて六本木タワーで打ち合わせ。ファイトマネーは試合の有無に関わらず入金されるとのことで、手続きに必要だという登録料25万を支払う。初めてお会いする高田延彦さんは小柄で総金歯、ユーモアたっぷりの流暢な関西弁で、テレビとはずいぶんイメージの違う方であった。

 事務所を出て帰ろうとすると「ままま、待つんじゃあ〜! あいつはワシのニセモノじゃ~~ッ!」と追いかけてくる白衣にゲタ履きの老人が。ひょっとして、あなたが本物の高田延彦さん⁉︎ 改めて老人に登録料30万を支払い、慌てて戻るも事務所はすでにもぬけの空。己の不甲斐なさに涙止まらず。

 


 

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 『FM戦士SUMOキッズ』読む。原作・牛次郎、作画・神矢みのるの『プラレス3四郎』コンビが若貴ブームに無賃乗車した少年ガンガン連載作品。題材の二番煎じ感は言い逃れできないレベルだが、ストーリー自体も「小型のスモーファイターをバーチャルなマシンで戦わせる」という、大変わかりやすいというかそのまんまのヤツです。

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なんとなくストⅡの影響が…

 メカ描写はさすがにカッコいいんですが、わずか2巻で完結したためホビー漫画のお約束イベントを消化するのみで終わってしまった感があります。プロレスラーに比べると力士ってそんなにバリエーション出せなさそうだしな~。

 

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最終的にはマシンとか関係なしに、力士のビジョン同士で対戦したりする

 

 神矢先生はこれまた牛次郎先生と組んで『プラレスラーVAN』というリヴァイバルものを描いたりしてますが、個人的には実在のロボット格闘技大会ROBO-ONEを題材にした作品『アクト・オン!』が好きだったりします。これこそ神矢先生が描くのにうってつけの題材だったのでは。

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