漏洩まんが祭り

漫画・ゲーム・映画・怪奇の備忘録と虚無の日記

【日記】恐怖のルート87/『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』

 免許更新ハッッッッチャメチャにだりぃなあ。これこそオンラインでできるようにしろよとブツりながら指定警察署へ。すでにどっちがアクセルか覚えておらずハンドル握れば惨事確定のおれが「優良」区分なのも片腹痛いが、死んだベトコンだけがいいベトコン理論と同じですね。「事故で亡くなった14人のうち、3人がシートベルトをしていませんでした」とのたまうビデオを見つつシートベルトしてるほうが死亡率高い結論に至らせるのはヘタなのではと考えているうちに講習が終わる。新免許ゲットの解放感に浸りつつ愛機にまたがり、フルスロットルで大気圏を飛び出しそのまま周回軌道に到達したという。

 


 

 アマプラで『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』観る。イタリアのチンピラ中年男性が核廃棄物に触れてスーパーパワーと鋼鉄の肉体を手に入れる。マフィアの抗争に巻き込まれつつもいろいろあって鋼鉄ジーグマニアのイカレ女を拾うことになる主人公。女に免疫のない彼は無理矢理なビルドアップからのバンバンバンバンで拒絶されてしまうが人前でパワーを発揮してよりを戻す。しかしジーグパワーの秘密を狙うマフィアが…というお話。話の骨子はぜんぜん鋼鉄ジーグではなくジョジョ5部の過去話みたいな内容。あまりにもしみったれていて泥臭い展開から一転、終盤で典型的なヒーローしぐさに目覚めてしまう主人公に違和感がなくもないが、「チンピラがベタな正義の味方になる」というド直球の描き方はやはり心にクるものがあります。佳作。主人公の指がブッちぎれて、くっつけようとしたけど普通に腐って落ちたシーンも良かったです。磁力ないのかよ。