漏洩まんが祭り

漫画・ゲーム・映画・怪奇の備忘録と虚無の日記

幻の超重砲グスタフ/「HG 1/144 はいぱーギャン子」

 正月休みのうちにやっときたいことが多すぎるッ! まずは『ドラクエⅪ』の裏ボスに挑んで、完全クリアして新しいゲームに専念するか~と思ったが、4ターン目くらいで全滅したのでキッパリ諦めた。で、『ガールズ&パンツァー 最終章』を新宿まで観に行きまんた。しょっぱなから音がすごいしなんかいろいろ動いてるのですごい…。仕事始めを控えてクソみたいな気分の時に観に来られてよかった。ダレる箇所がいっさいなく、面白い場面だけで構成された60分。

 おれ、かなり長い期間「映画は必ず途中でダレる場面をわざと挟まなければならない」みたいな様式があるのかと思い込んでいたけど、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』観た時「アレ? 映画って面白い展開だけを続けてもいいんだ!」って初めて気づきましたね。『怒りのデス・ロード』を機に、「いっさいダレない、サービス詰め込まれまくり映画」が増えたような気がしたけど、これは映画界が変わったんじゃなくて、おれの映画を観る姿勢が変わっただけかもしれません。何が言いたいかっていうと、つまり『ガルパン』はその枠の作品で大変よかったという。いじょうです。

 鑑賞後、「今年から動画配信で食っていく」と宣言した父の様子を見に寄ってみる。「ストロングゼロ、2018%に煮詰めて飲んでみた!」との垂れ幕が掲げられた、焦げ甘ったるい匂いに包まれた部屋の中、完全にアルコールの飛んだベトベトで満ちた鍋を前に沈痛な面持ちで立ち尽くす姿に心締め付けられ、お年玉の無心もできず。

 


 

 ガンプラ「HG 1/144 はいぱーギャン子」を作ってました。

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 これはれっきとしたアニメ登場機体で、原作『ガンダムビルドファイターズ』は要は『プラモ狂四郎』みたいな、ガンプラ同士で戦わせる外伝作品。もちろん色分け成型なのでほぼ塗装ナシでよい感じに仕上がる。

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 いちばん気になるのは顔部分だろうけど、付属のシールを貼るだけでもそれなりに仕上がる。この顔部分は「シール貼るだけで済ます」「クリアパーツで瞳を再現する」の2パターン、さらに「瞳+まつげの一体型シール」「瞳シール+まつ毛シール別々」を選ぶことができる。説明が多少難しいが、つまり「瞳だけのシール+クリアパーツ」で目を再現し、まつ毛部分はちょっと頑張って塗装することで、比較的カンタンに違和感なくリアルな顔つきにできるという構造なのです(多分)。シール貼っただけだと、どうしても浮いた感が出てしまうが、まあ遠目に見る分にはあまり気にならない。

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 ポリキャップが一切使われてなくて、ギャン子自体も太めなので関節ヘタりやすそうでちょい心配だけど、最近のはこういうのが主流なのだろうか。

 引き出しにしまい込んであったニッパーとデザインナイフも発掘できたし、ガンプラリハビリとしてはわりとよかった。バリをきれいに取るのヘタクソになったな、おれ。