クソ暑いので午後は水風呂垢すりで過ごしまんた。最近「耳垢は取らなくてもなんら健康に影響ない、むしろ取らないほうがいい」みたいな研究論文を見たが、あんがい体の垢に関してもそうかも知れぬ。垢を落としすぎると風邪を引きやすい、みたいなジジイロジックを聞いたこともあるし。
垢こすりにはマゾヒスティックな快感もあるし、文字通り心の垢を落とすことにも繋がるこんなに汚いものをボロンボロン出している己のみっともなさを嘆くとともに、汚れた過去をきれいさっぱり水に流して、心機一転頑張ろうネという精神的な高揚も得ることができるンですよッ! わが身から出てきた垢をこうして、こうやってこねこねしていると、愛着すら湧いてくるようです。
その時、ピンと来たんですよ。連載中だった『ミラクル食いしん坊』のハンバーグ対決、勝負を決める方法にずっと悩んでたんですけど…「これだ!」って。これしかないな、って。今にしてみれば、なんでそんなこと思いついちゃったのかって話なんですけどね(笑)。
(『封印・発禁作品を訪ねて』第3章「汚グルメの巨匠! 食中毒事件の果てに」より抜粋)
【Android版リリース!!】
— 【公式】IdentityⅤ第五人格 (@IdentityVJP) 2018年7月11日
お待たせなの!!全プラットフォームリリース!!
さぁ!探偵の皆様、荘園でお会いしましょう!!
参加する時が来たわ!!→「https://t.co/2zqUCJe18d」#IdentityV#第五人格 pic.twitter.com/eSF4zdCK1Z
スマホゲーム『IdentityⅤ 第五人格』。4人のサバイバーと1人のハンターに分かれて対戦する非対称型アクション。サバイバーはマップに分散した暗号解読機を起動させて脱出ゲートを開くのが目的で、ハンターはサバイバーを攻撃してノックアウトし、ロケットチェアにくくりつけて空中へぶっ飛ばさなければならない。言い訳できないレベルで『Dead by Daylight』(以下『DbD』)のコピーゲームです。さすが『荒野行動』を作った会社。とは言え、本作は『DbD』開発チームの監修を受けているらしいので、本家公認と言ってもいい、のかもしれない(クレジットが見当たらないのでちゃんと確認はしていないが。)
『DbD』に比べるとキャラクターがポップ。サバイバーはボタン目の人形のように描かれており、全体的な雰囲気はティム・バートンっぽくもある。『DbD』では殺人鬼がチェーンソーでサバイバーをぶった切って肉フックに吊るしていたのが、オモチャみたいなロケットで空に飛ばすだけというのはファンタジック過ぎる気もするが、まあいろいろ仕方ないですね。
いちおうちゃんとしたストーリーが語られたり、チュートリアルがしっかりしていたり、スキルツリーやキャラ衣装といった解放要素もなかなか洗練されている。単なるコピーゲームとして片づけるのはもったいない出来だと思う。
…思うのだが、やはりこのスマホの操作性にはまったく慣れない。ハンターに視点を合わせながら的確な方向に逃げる、という芸当が無理ゲー過ぎる。追う方も追われる方も、キーボードやコントローラの操作に親しんでいる人にとってはストレスしか感じないと思うのだが。『荒野行動』とかバンバンやってる人にはそうでもないの? 個人的には普通に携帯機、Switchとかに出してもいいんじゃないかと。『DbD』の雰囲気をとりあえず味わってみたい人にもアリなんじゃないでしょうか。