漏洩まんが祭り

漫画・ゲーム・映画・怪奇の備忘録と虚無の日記

【日記】遥かに輝く戦士たち/『ウマ娘 プリティダービー』

 「ウルトラサブスク」に入会してさあこれでアレとかコレとかも見放題だし、いずれ恐怖劇場アンバランスだのも見られるようになれば万々歳ですねとニッコリしていたら『ダイナ』関連のきな臭い噂は流れてくるし、配信直後からガッツリ遊んでいた『ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ』はサービス終了のお知らせだし、まあテンションが下がりますね。ウルトラマンより怪獣派の人間にとっては貴重なゲームでした。

 

 ソシャゲのサ終を見届けるのはいつでもつらい。今までどれだけのゲームの終わりに立ち会ってきたことか…。モバゲー関連が多かった気がするが…。『進撃のバハムート』とか『100万人の信長の野望』とかまだ続いてるんだ。それはそれで凄いな。

 ちなみに、記憶にある中でいちばん最初に「えっこれサービス終了すんの~!?」ってなったのはモバゲーの「学校の星」というアプリです。

www.mbga.jp

 

 これ、配信前はかなりDeNAも力入れて宣伝してたんだよね。ソシャゲ専門誌でも大きく取り上げられていたし(今ソシャゲ専門誌ってあるの?)。

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 ゲーム性自体はまあ当時よくあったタイプの、スタミナ消費してボタンを押すだけのステージを走破してガチャでダブったカードを合成して強くしていくというアレでした。イラストは「最大公約数」というか、可能な限りクセを消した感じですが嫌いではない。キャラの名前が奇面組方式のダジャレなのもまあ、いいんじゃないですか。

 このゲーム、とにかくレイドバトルがメチャクチャにユルかった。イベント時はある程度スタミナ消費することでレイドバトルに突入するのだが、明らかにボスのHP設定を見誤っていて、ものすごい勢いで強敵(のはずである)ボスを倒せてしまった。おかげで配信直後の初心者接待とは思えないほどの報酬がすんげ~量で入手でき、一切課金する必要なく最強キャラを育てられたのだが、そのせいか配信開始から1か月と少しでサービス終了してしまった(2012年5月31日~2012年7月5日)。事前登録モバゲー史上最多の74万人突破! とかいって煽っていたのにもう終わるのかよ!? とかなり衝撃を受けたものです。まあおれも一切課金はしていなかったのだが…。

 

 コンシューマ機のゲームはどんなクソゲーであろうと、ソフトさえ手に入れればいつでも遊ぶことができるが、ソシャゲの類はサービス終了後にその実態をつかむことは難しくなる。人々の記憶にも記録にもいっさい残ることなく消えていったソシャゲがどれだけあることだろう。伝えていかねばならぬ。例えどんなクソカスゴミボケアホナスブリブリゲームであろうとも、消えてしまうのは悲しいことだ。『ウルバト』については近いうち思いのたけをブチ撒けると思う。まだ僕の考えた理想のさいきょう怪獣チームを作れていなかったんだよ、おれは!

 


 

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 ミーハーで申し訳ないが、まあ今はウマ育成に夢中です。どんなに短くても1プレイに30分くらいとられてしまうので、他のソシャゲをやる時間がどんどん奪われてしまう。ここまで計算して作っているのだとしたら恐ろしいことだと思う。オタクが競馬に興味を持ち、勝った配当分でガチャに課金し、課金でウマ娘が潤い、ウマ娘がコンテンツを充実させ、コンテンツがオタクを増やし、オタクが競馬に興味を持つ…という永久機関が完成するといいですね。

 競馬自体に関しては、友人らが夢中になっているのを「ふ~ん」くらいのテンションで傍目で眺めているくらいで、自身にはまったく刺さらなかったのだが、このアプリ版は本当に面白い。ゲーム性が面白い。ストーリーが面白い。キャラが面白い。もう語り尽くされてる気がするので自分がこれ以上付け加えることはないのだが、ソシャゲ界のエポックをメイキングするナニであるのではないかと本気で思っておりますよ。