漏洩まんが祭り

漫画・ゲーム・映画・怪奇の備忘録と虚無の日記

【日記】サイキョー来訪者/『おさんぽマスターズ』須藤真澄

 2020年はまあまあ年収がアップしました。頑張ったので。たまにはいいじゃないですか、こんな年があっても。文句あるか。そういうわけで昨年12月末、初めて「ふるさと納税」をしました。有吉ゼミスペシャル見ながら。理屈はまったくわからないのだが、地方に寄付をすればするほど税金が安くなり、課金した分の返礼品ももらえるというシステムである。都合良すぎない? 国家的詐欺?

 

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 申し込みをしてから2日後、2020年内に山梨県都留市のコーヒーショップから豆が届いた。年末の忙しい時期にレスポンス早すぎる。

 

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 挽きたての豆のほか、コーヒー店の店主によるお手製小冊子が付いてきた。コーヒーの生豆の水分量が焙煎にどれだけ影響するか、等のコーヒーマニア以外にはさっぱりわからない偏執的な情報がどっさり載っていて、わりとマジで感心してしまった。「こういう変態的な店主が挽いた豆なら美味いだろう」と信頼できる。じっさい美味かったです。保存。冷凍。(冊子じゃなくて豆を)

 あとクラフトビールとか日本酒セットとかが地方からバンバン届くようになったので毎日飲んでいます。あとフグ鍋とかも来ました。あとPS5ももらえた。あと5兆円。地方創生、サイコ~~~!!

 


 

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 須藤真澄新刊『おさんぽマスターズ』読む。かの名エッセイコミック『おさんぽ大王』の続編にあたる。17年の時を経て、すっかり体力がなくなった作者と編集が足を引きずりながら新たなおさんぽに挑む!!

 

 潰れる潰れると桜玉吉が自虐4コマ描いてた頃の「コミックビーム」は本当に面白かったですね。個人的には玉吉が漫画界に及ぼした影響は皆が思っている以上に大きいと思っており、その証拠に今現在ツイッタ~とかWebでエッセイ漫画を発表している男性漫画家は、みな仮面をかぶっているか黄色いかのどっちかである。知らんけど。

 

 『おさんぽマスターズ』、作者の「老いネタ」が笑えると同時に物悲しくもあり…と思ったが、そもそも『おさんぽ大王』の時点で体力ゼロだったのであんまり変わってない気もする。それよりも2020年、おさんぽにはもっとも程遠いこのご時世になぜ外出ネタで連載を!? という気がしないでもなく、ネタ探しに苦労しているフシもちょっぴり見られたりする。早く大手を振って行けるようになるといいよな、おさんぽ。また続編を期待。