幼少の頃から常になにか読んでないと落ち着かない(≒時間を損した気になる)性分のため、電車の中でも車の中でも、トイレの中でも布団の中でも、歩いてる時も風呂に入ってる時も、漫画だの文庫本だの雑誌だの手にしていた。スマホが登場してからは当然それ一択である。将来、いつかこれが原因で命を落とすのだろうと諦めているがそれはともかく、「活字中毒」と言うとカッコ良さすら漂うのに「スマホ依存症」となると途端にクソザコなアトモスフィアが漂うのはどういうわけか。行動の本質はいっさい変わっていないのに。
何が言いたかったかっつーと、kindle unlimitedに加入してからはそれまでの5倍くらいのペースで漫画を読んだりしているがそれはそういう性分だったから仕方ないのであり、えー、アレだ、水を吸うスポンジのアレであり、なんだか申し訳ないほどだがちゃんとサービス料を払っているのだし後ろめたく思うことは一切ないのである、という内容を賢そうな雰囲気で述べたかったのだが、もう言ってしまったので終わりです。
NETFRIXのホラーオムニバス『クェダム:禁断の都市怪談』。1話が10分以内で終わる短編ばかりなのでサクっと観られる。最終話のみ長めだがそれでも15分で、全話込みでも1時間半以内。
まあ複雑なストーリーが語れるような尺ではないので「なんかが出そうな雰囲気! 出る? 出る!? 出たッギャアァァアァァァァァ(死)」みたいなのばっかりだが、それなりにビジュアルインパクトがあるものばかりで楽しく観られます。描かれる“怪異”はどれもエグくて良いですよ。
第3話「客」
全8話のうち半分以上はとある高校の因縁話っぽいのだが、基本的には独立しているのでどこから観てもOK。自宅で実況配信してたら霊が来て、顔認識アプリが「あらぬ空間」に反応し始めちゃってぴえん🥺(死)」な第3話、アライさんマンション並にエグい超怪異エレベーターが出てくる第6話などがお気に入りです。
第6話「異次元」