トランプ頑張れ! バイデン負けるな! ブン殴れ噛みつけ! 死ね~~~~~~ッ!! みたいな感じで大盛り上がりで得票しばき合い対決を見てたけど、まあわりと最後までグダグダでしたね。ヤサが大きくなるほど誰がヌシになってもなんだかんだで回るようになってるし、無責任に見てられるよな。あとどっちかがゴネたりした時のためにも選挙のルールはシンプルにしといたほうがいいんじゃない? 「頭部を破壊されたものは失格!」とかさ。ガッハッハ。などと3000円のパンケーキを頬張りつつ談笑する義偉の後ろから、ぬっと姿を現したのは身の丈八尺はあろうかという赤鬼であった。(第7幕「地獄変」 了)
Kinele Unlimitedで『ドン・マイ・ワイフ』読む。原作・梶研吾、画・岡村賢二の『宇強の大空』コンビ(そういう格闘マンガが月刊ジャンプにあったのです)。
平凡な家庭の主婦・かりんの正体は、実はヤクザの二代目だった~!? という『静かなるドン』のパロディにしか思えないあらすじだが、居合の業で家族を守るべく戦うかりん、カタギで頼りなさげだけど実は男気のある旦那、人類とは思えないほどアクの強い面構えの悪役たち、かりんを慕いつつもそれを表には出さず一家を陰から支える舎弟――といった王道ながらも魅力あるキャラのおかげでわりと楽しく読める。
ただ、悪人と戦うたびに恥ずかしい服に着替える理由は謎。いやまあ特撮ヒロインとして見れば悪くないんだけど、ヤクザの女親分が着るにはフェティッシュ過ぎる。なんでこんなカッコしてるのかはまったく説明が無い。
あと峰打ちするたびに「今度会う時ゃあ、この刀の闇じゃなく光をお前に向けてその身体を真っ二つにするよ!」いう長すぎて頭に入ってこない決めゼリフを毎回言うのも良かったです。
敵もこんなん