漏洩まんが祭り

漫画・ゲーム・映画・怪奇の備忘録と虚無の日記

【日記】ダイヤを乱す牙/『モヒカンつるちゃん』あいきさだむ

 そういうわけで鬼滅の映画を観た。まんまテレビアニメ版の続きなので、初めて劇場版で触れた人にとっては「前半ほぼ寝てた人が後半なんの脈絡もなく出てきた敵と戦って感動的に死ぬ」というまあまあトンチキな内容で終わる可能性もある。ラスト付近は原作でも猗窩座の過去話並にくどい箇所で、エンドロールも煉獄祭りでだいぶ暑苦しくてよかった。1本の映画としてはだいぶイビツな構造である本作が、邦画の歴史を塗り替える1作になるというのは面白いと思う。
 映画館、もうソ~シャルディスタンスのカケラもない詰め込み具合でしたが「ドリンク以外はいっさい持ち込ませない」という手段をとっていた。これがどれくらい効果のある対策なのかはよくわからない。誰も、何もわかりはしないのだ…。

 


 

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 『モヒカンつるちゃん』なんか知らんけどマンガ図書館Zで無料で読める。月刊ジャンプ連載の4コマ漫画である。

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ドピューッ

 パッと見で分かる通り、つるちゃんはピカピカ頭に近い特徴的な髪型…ほぼハゲと言ってもいい。丸々と。連載初期はまったくキャラが立っておらず、とりあえず下ネタ、あるいは適当にうっかりしておけばいいだろみたいな安易なネタしかないのだが、だんだん「一家そろってセコい」というキャラ付けがなんとなく追加された。何らかのプライドがあったのか、「せこ~っ」「もうけたぜ~」というセリフが出てきたのは最終回になってからである。本作自体は少しも面白いと思わないが、天下のジャンプがコロコロを意識しまくってたというのはいい話ですね。作者名がひらがな6文字というのも…。