漏洩まんが祭り

漫画・ゲーム・映画・怪奇の備忘録と虚無の日記

【日記】宇宙病人間/『あつまれ どうぶつの森』

 週末だけだから、土日だけ自粛してくれればいいから! 先っちょだけだから! という都の要請をまじめに守りつつもテレワ~クに励む3月だった。もともと家のPCのほうが性能いいし、おれは家だろうが職場だろうが堂々とサボるので効率が落ちることは特になかったが、作業量自体が通常の1.5~2倍くらいあったので普通に死んでおりました。
 久しぶりに外に出ると町の様子は一変していた。歩行者はみなマスクを付けているし、あと肩パッドも付けているしなんなら釘バットも装備している。人心の荒廃極まれり、ほんの少し前まではトイレットペーパーがどうこうと騒いでいたはずなのに「今じゃこんなものケツを拭く紙にもなりゃしねってのによう!」とココカラファインの店頭でトレペをブチ撒けたり、除菌ジェルにミモザやアラザンをあしらって小粋なデザートに仕立てたり、ちくわに釘を詰めたりしてゲラゲラ笑っている。店主の心の叫びを聞きつけたジャッカル佐崎さんが暴漢どもに挑みかかるも袋叩きにあい、ファブリーズを撒き散らしながら回転放尿する最終奥義でその場を凌ぎ切るも店主からはすこぶる不評。「店先をこんなに散らかして! いったい何なんだ君は!」「なんだチミはってか! そうです!(以下略)

 


 

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 『あつまれ どうぶつの森』を始める。このシリーズは3カ月以上飽きずにプレイできた試しが無いが、新作が出るたびになんだかんだで買ってしまう。今までは自分の家を家具で飾り付けたりできたのだが、今作では舞台となる無人島全体に家具を置いたり、地形を作り替えたりしていろいろカスタマイズできるのがウリ。『マインクラフト』的な要素を取り入れ、より理想に近い箱庭が作れるようになっている。家具と衣装のバリエーションがアホみたいに増えていてすごい。

 

 『ぶつ森』は生活シミュレーション+コミュニケーションみたいなゲームだが、現実と連動して時間が進むのが大きな特徴。夜になるとお店が閉まったり他の住民が寝てしまったりするので、夜型生活の人間だと誰も出歩いていないまっくらな海辺でタイを釣るくらいしかやることが無い日が続いたりしたが、そういうリアルタイムゆえの理不尽さも含めて楽しむようなユニークさがあった。ただ「不便なのも味だよネ」と開き直らなかったところが偉い。シリーズを重ねるごとにどんどんシステムは快適になり、不快なキャラクター(詐欺師・陰気・セクハラ等)はリストラされていき、その結果『ポケモン』を超える売り上げを誇るビッグタイトルになり申した。流石にござる! お美事にござる!