漏洩まんが祭り

漫画・ゲーム・映画・怪奇の備忘録と虚無の日記

危ない!赤旗日曜版/『テリファイド』

 「韮」の字が嫌いだ。

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 いや、嫌いってほどでもないが、初見ではスルーしがちだけどよくよく見ると「お前それでいいんか」と一言物申したくなる違和感は凄い字だと思う。たぶん地面からニラが生えているワシャワシャ感を表したんだろうなということはわかる。わかるけど、横棒多すぎない? 地面からピンとそそり立つ様を2本の縦棒で表現し、密集している様を多数の横棒で表現。地面そのものはいちばん下の長い横棒で。草冠の形状自体もワシャワシャ感に一役買っている。理屈の上では完璧なデザインだ。完璧だが、それはそれとしても「横棒多すぎない?」という疑念が消えることはない。肛門に入れたくない形状の漢字トップ20位には入ると思う。(以上です)

 

韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮韮


 ホラー映画『テリファイド』、ネトフリで観る。

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 ブエノスアイレスにある住宅街の一角で、奇妙かつ暴力的なポルターガイスト現象が起きていた。壁にガンガン顔面をぶち当てられたり、全裸の中年男性がベッドの隙間から這い出して来たり、子供の死体が歩き出したり…。こりゃ一般人の手には負えねえと感じた警官のアンちゃんと監察医のジイちゃんは、超常現象研究を専門とするバアちゃんとその助手のオッちゃんを引き連れ、もはや幽霊屋敷と化した家で一夜を過ごすことにしたのだが…。

 と、いう最低限のあらすじを頭に叩き込んでおかないと、なにがなにやらよくわからなくなる難解な映画。視点と時系列が頻繁に変わるうえ、セリフもちゃんと聞いておかないと「あ、あいつら付き合ってたんだ?」とか「さっきの人まだ生きてたんだ?」とか、わりと根本的な人間関係のつながりすら把握できなくなる。
 怖いか怖くないかで言えば、まあバチクソに怖い。ただ、前述のわかりにくい部分に関しては観客をケムに撒くため等の理由で意図した演出ではなく、詰め込み過ぎによる説明不足から来たものなんやなあ…というのがだいたい察せられる(話自体は怨霊ものに見せかけた「異世界からの侵略」テーマである)。この微妙な難解さを作品の味と取るかノイズと取るかで評価が分かれそうだ。異形番長のギレルモ・デル・トロが本作のリメイク版をプロデュースするらしいので、未見の人はそっちを待ってもいいかもしれませんね。

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