漏洩まんが祭り

漫画・ゲーム・映画・怪奇の備忘録と虚無の日記

負け犬の子/『デモンエクスマキナ』

 【宣伝】先月末からコツコツとお原稿やってた、11月24日(日)文学フリマ東京の新刊が無事入稿完了しまんた。今回はホラー特集!

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 表紙は村長氏が「ひばりホラーっぽく」という我々の雑な依頼を完璧にビジュアル化してくれました。誰も知らんクソホラー映画のキャラをこんなにかっこよくデカデカと描いている理由は謎ですが。内容についてはまたそのうち。おれはブログで書くつもりだった「『ブラック・ミラー』全話リスト」「『異形コレクション』これだけは読め!」「性器大作戦」などを書きまんた。後者は4年近く温めていた原稿で、特撮特集号か性器特集号でしか掲載できないなと考えていたので今回のテーマは良いタイミングでしたね。

 


 

 最近、ず~~~~っと飽きずにちまちま遊んでるゲーム…『ボーダーランズ3』だの『Dead by Daylight』だのも放ったらかして遊んでいるのがSwitchの『デモンエクスマキナ』なんですよ。『アーマードコア』のスタッフが作った空中・地上縦横無尽のロボットアクション。

 おれは『アーマードコア』はぜんぜんやったことなくて (『V』に関してはファミ通Xbox360の特集を読んで「これめっちゃ面白そう!」と大期待していたにも関わらずアノ出来だったのでその後もハマることがなかった)、ロボアクション自体も『バーチャロン』を齧ったくらいの超初心者だが、この『デモンエクスマキナ』に関してはだいぶウマがあったのか、長く遊ばせてもらっている。カスタマイズ用のパーツやアタッチメント集めをちまちまこなしております。

 瀕死に近いおっさんの動体視力でもギリギリついて行ける絶妙なスピード、腕前をカスタマイズで補える絶妙なバランス、有名ロボアニメの二次創作ギリギリを突いた絶妙なリスペクト(主に声優面)等、あらゆる要素が奇跡に近いレベルでうまいこと成立している傑作である。ここ1、2年くらい、ロボットアクションに裏切られっぱなしでささくれだった心にスーっと沁みました。