漏洩まんが祭り

漫画・ゲーム・映画・怪奇の備忘録と虚無の日記

ロック・ファイト/『Cuphead』

 ほったらかしにしていたメモリ増設にようやく取り掛かり、つつがなく終えることができた。快適になった実感は特に無いものの、プロパティのところを見るとちゃんとメモリの数字が増えているのでよかった。数字が増えるのはいいことだ。パソコンのチューンナップは『メタルマックス』の戦車を強化するのとほぼ同じ快楽中枢を押されている感がある。自作パソコンにハマっていた時期はそんな感じでした。

 しかしまあせっかくだからメモリが倍増したパソキョンをフルに使ってみましょうと、動画編集ソフトを駆使した起死回生の大作「誘導ブロックの溝にそうめん流してみた!」が炎上しめちゃくちゃに怒られ、家財道具の一切を失ったという。
 


 

 前からずっとやりたかった『Cuphead』が日本語訳され、Switchにも出たのでちまちまプレイしています。難易度高めのアクションで、ステージの半分以上がボス戦。いきなりクライマックス。死ぬ。やたら死ぬ覚えゲー。でもリトライは早めだし、難易度設定もできるし(イージーモードだとエンディング見られないけど)、死んだときもクリアまであとどれくらいの時点まで進んでいたのか教えてくれるので親切。

 「難しいけど、タルくはない」という、こちらのモチベーションを削がないよう徹底的な工夫がなされた理想的なゲーム。難しいけど基本ライフ制で、「即死」するポイントはいっさいないんですよね。「ノーダメージで順調に進んでたけどトゲに触って即死したからやり直し~www」みたいなのに心折られずに済む。レトロ風に描かれたアニメーションも最高の高。オッサンでも昔『ロックマン2』をクリアしたことのあるくらいの腕前があるのなら、ギリなんとかなるくらいのレベルだと思います。ほんと、「上達」をダイレクトに感じられるアクションゲームなんよ。