ゴールデンウィークの予定はほぼ仕事で決着したので「労働 -しゃれこうべの唄-」と題した意見書をしたためて上司の引き出しにこっそり入れておいたんですが、今朝の会議で使われたコピーの裏紙がその意見書でした。それはともかく、今年入ってからあまり映画館に行けてないので、ゴールデンウィークまでに『ハロウィン』とか観たいな~。
オリジナルの『ハロウィン』を復習しておくかと思ったのだが、現状、1978年版のハロウィンを観るのは微妙に難しい。ブルーレイやDVDはプレミア値だし、動画配信サイトには『ハロウィンⅡ』はあるものの、オリジナルの方はNetflixでもAmazonプライムでもhuluでも観られないっぽい。なんで? おれが大昔に買った「ジョン・カーペンターコレクターズBOX」にも『ハロウィン』は収録されてないんだよな…。なにか理由があるのか知らないが、マイケルは『Dead by Daylight』の殺人鬼人気No.1を獲得したりしてるし、今こそ再販かなんかしてくれよ!
『激闘!荒鷲高校ゴルフ部』。沼よしのぶ先生の代表作。「ものすごい飛ばし屋だが、パターがまったくできない」というわかりやすいパワーキャラ、羽生雷太とゴルフ部の仲間たちの激闘を描く。物語の95%は雷太とそのライバルたちの超人ゴルフっぷりを描いたもので、仲間との絆うんぬんといった青春スポーツものの醍醐味はやや薄いのだが、全16巻143話をまったく飽きることなく一気に読み進められる凄まじいスピード感。
作中に出てくるコースは多くが「わかりやすさ」が強調されており、ゴルフの知識がない読者でも「やべーな」と一目でわかる。
グリーンが「重要アイテムの眠る祠」みたいで良いですね。こうした極端なコースは、攻略方法もまた極端だったりする。
カッコ良い…。取引先とのゴルフコンペ中にこれくらいのショットを見せつけてやりたい…。
人並外れたパワーを武器に、ありえないコースをありえないアプローチで攻略していく雷太と、彼とはまた違う形で一芸に秀でているライバルたちとの攻防がまたアツいんですよ。主人公は戸愚呂弟みたいな立ち位置のバケモノなんですが、うまいこといろいろとピンチに陥ってくれるのでドキドキハラハラ感はすごい。
あと雷太は終盤「暴力行為で有名な高校に直接ボールをぶつけられてアバラ骨が折れる」という大ピンチになるんですが、「雷を自分の身に落とし、落雷のエネルギーで骨折を治す」という致死率100パーの斬新な解決方法を提示するのでマジで最高です。