漏洩まんが祭り

漫画・ゲーム・映画・怪奇の備忘録と虚無の日記

機械じかけの明日/『TRAVIS STRIKES AGAIN: NO MORE HEROES』

 アマゾンプライムにはなんだかんだでお世話になっており、帰宅が遅れた日に『どろろ』を見返すのにも便利だし、最近全話観た『ゾンビランドサガ』も面白かったし、『アドベンチャー・タイム』も続きが来たし、平成ライダー1回も真面目に見たことがないので『仮面ライダー電王』を視聴し始めたがこれはこれで時代に合ったヒーローものだなという感じでよい感じだし、他の動画配信サービスも気になってるけど今はこれでいいかなという気分。

 で、アマプラには満足してるし、kindle unlimitedもメチャクチャ読んでるし、当然アマゾン自体も利用しているし、Twitchのゲーム実況もよく見ているのだが、正直なところここまでアマゾンに依存している自分がイヤになっているというかこれではイカンのではないかという気持ちも芽生えてきた。目の前にアマゾンのCEOが居たら「おれをここまで依存させてどうするつもりだおまえなにをたくらんでいる」とか詰め寄ってしまいそうだ。アマゾンのCEOがどんな人物かまったく知らないし検索するのも面倒くさいが、孫やジョブズみたいなアクの強い出たがりではないはずである。みんな知らないでしょ? アマゾンのトップ。知ってるの? マジでか。本当は存在してないんじゃないの? 巨大なガラスケース内に浮かんだ脳髄が指揮してたりしない?

 


 

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 『ドラクエビルダーズ2』はトロコンできたのでとりあえず一区切りとし、『TRAVIS STRIKES AGAIN: NO MORE HEROES』をプレイし始めました。スヰッチ用のSDカードも購入したことだし。

 

 ビームカタナを武器とする殺し屋・トラヴィスが、なんかいろいろあってゲーム機の世界に転送される。挑戦するゲームは「サイコパス殺人鬼を追うパズルゲーム」だの「SF風ピンボール」だの「近未来カスタムバトルレース」だの「殺人事件を推理する横スクロールアクション」だの一癖あるものばかりだが、基本的にトラヴィスは自分のルールで戦う男なので、どのゲームもビームカタナを振るって敵をブチ殺すアクションになってしまうのであった。

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 ディレクターは須田剛一。抜群のセンスで微妙にショボいゲーム性(やり込み・中毒性は高いのだが、パッと見でそうとわからない)を包みこんだ、いつものグラスホッパー・マニファクチュアらしい作品。チュートリアルかと思いきやガッツリ長いステージを進まされる序盤、『NO MORE HEROES』シリーズはともかく『シルバー事件』『LET IT DIE』といった過去の須田ゲーのキーワードが続出するアドベンチャー部分など、一見さんにやさしくない要素が満載。大丈夫なのか!? オイ! おれは大丈夫だけど大丈夫なのか!?

 

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 『NO MORE HEROES』の帰還はメチャクチャに嬉しい。Wiiで発売された1作目、2作目の『デスパレート・ストラグル』はWiiリモコンを振るう爽快感とクセのあり過ぎるキャラ&ストーリーが奇跡の融合を果たした大傑作だった。BGMも素晴らしく、サントラはプレミア価格。PS3とXbox360で出た移植版は「単なる移植でここまで失敗するのはむしろ難しいのでは?」と思えるレベルの失敗作だったが、Switchならイイ感じにリモコンも使えるし期待してしまいますね。