漏洩まんが祭り

漫画・ゲーム・映画・怪奇の備忘録と虚無の日記

20世紀の雪男/『仮面ライダーZO』

 11月25日(日)開催の「第二十七回文学フリマ東京」にひねくりだすブツ…新刊が完成したぞ~~い! というか完成はしてないけど入稿と入金は無事終わったぞ~い! 「たまにはオサレな表紙にしたらいいのでは?」と協議した結果、完成したのがこちら! 最高!

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 詳細についてはまた今度別の機会にアレしたいと思いますが、今回はかなりヤベぇのが完成したと思っています。おれもいろんな学びを得られた号でしたね…仕事がアレだと原稿を書く暇がないとか、寝てないと眠くなって原稿を書く暇がないとか、頭の中でいろんなアイデアを練っていても実際に書き始めないと原稿を書く暇がないとか…目からウロコでした。それはそれとして11月3連休の最終日・25日は東京モノレールに乗って「東京流通センター」まで来てくれよな!

 


 

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 『仮面ライダーZO』観る。仮面ライダー20周年を記念して作られた劇場版だが、30分ちょっとというテレビ版2本分くらいの尺しかない。20周年でZO…ジオウと読むこともできるな。

 上映時間のせいもあるがお話自体は大したものではなく「わるい博士にかいぞうされましたけどやっつけました」くらいのレベルでしかないのだが、全編通して見どころは不思議と多い。監督・雨宮慶太だけあって、登場する怪人はさすがにカッコよい。ただ、プレステ1みたいなCGの主観画像を見せてくれるドラス、「頑張ってますネ」以外の感想がしづらいストップモーションで熱演するクモ女、物語的にはまったく意味なかったけど出てきてくれただけで価値がある気がする森永奈緒美、あととにかく「金かかってるな~」感がある背景…。熱意は間違いなく注ぎ込まれているのだが、最先端の特撮技術も消費されつくしまいかねない時代のアレというか。決して嫌いになれない作品ではありますが、あのリアルなバッタは結局なんだったの?