11月25日の文学フリマ東京用の原稿をポチポチと。8月ごろにだいたいの方針が決まり「時間あるし余裕やろ」と思っていたが、いろいろな外的・内的要因(勃起障害など)が重なり1文字も書かないまま締め切りまで2週間となった。不思議ですよね。正直まだ方向性がまとまってないというか、3つくらいを並行してるので何も完成しない可能性もあり、その場合は「クッパ姫オンリーに人は来たのか!?」とか「解禁! さっそく大麻試してみた」とかやります。やりません。やりたいけど。やるかも。やる?
マンガ図書館Zに『That's!イズミコ』がシリーズ一そろいあったのでつい読んでしまった。最近「80年代あるある」みたいなオモコロの記事が流れてきていろいろ思うところがあったが、おれが思うに「80年代のオタク」と言えば『That's!イズミコ』である。オタクが読んでいた漫画、という意味でなく、概念として『イズミコ』は80年代のオタクと「イコール」という印象がある(あくまで個人的な考えですが)。なんというか、オタクのいいところと悪いところが全部詰まっている。
ジャンルはSFコメディー…だろうか。いろんなメカを発明する天才・極楽院和泉子と、同じ大学に通う女子大生・ゆーこの2人が主人公で、陰で世界を支配する一族とバトルしたり、次元の狭間をたゆたう一族と邂逅したりするという、スケールの大きい『Dr.スランプ』みたいな話。いま読むとさすがに時代を感じるが、奇想天外なアイデアと「緻密、かつ雑」な絵柄に強烈に惹かれる読者も必ずやいると思う。奔放過ぎるイズミコのキャラ性もいまだ新鮮だなあ。
「That's!イズミコ ベスト」 カバー (=゜ω゜)ノ pic.twitter.com/JeuIdqjrzI
— 大野安之 (@pewowo) 2013年5月23日
よい顔。