漏洩まんが祭り

漫画・ゲーム・映画・怪奇の備忘録と虚無の日記

ドクロンの踊り/『ロックマン11 運命の歯車!!』

 連休は実家へ帰る。フェーン現象のおかげで10月に入ってなおクッソ暑い北陸の地、礼装での法事は普通にキツかった。

 親戚一同で温泉宿で一泊。宿に着くなり「駐車場でクマの糞が見つかったので、早朝のお散歩はご遠慮ください」と不安しかない情報を告げられましたが、特に羆嵐のような展開にもならず、わけのわからないくらい酒を飲んで、美肌効果のあるナトリウム炭酸水素塩泉に浸かって寝た。翌朝、快眠・快便ののちスッキリ目覚めたが、宿には人の気配がなく、隣の部屋にいるはずの親戚らの姿も無かった。皆、朝風呂にでも入っているのだろうか。冷蔵庫に入ったままの赤割り(焼酎を赤ワインで割ったきちがいドリンク)の残りをクッと飲み干し、誰か親戚と出会わないかと、宿の長い廊下を歩く。廊下の壁には日本画が掛けられている。ぱっと見、30枚以上はある日本画だが、すべて同じ顔の女が描かれている。どの女もじっと真正面を見つめているが、1枚だけ豪華な額縁の絵がある。解説のプレートを読むと「バ美肉おじさん」と書かれており「よくわからんけど、これがそうなのか~」と感心。

 


 

f:id:jackallsasaki:20181008230904j:plain

 『ロックマン11 運命の歯車!!』プレイ中。『9』『10』はファミコン風8ビットにスライディングもチャージショットもない初期操作感で発売されており、「面白いけど普通に進化したロックマンが見たいわ」と思ってたので、この『11』は楽しみだったんだよな~。先に行っておくと超満足。傑作。

 新システムとして、時間の流れを遅くする「スピードギア」と、ショットの威力を高める「パワーギア」が最初から使えるようになっている。これがホント絶妙で「使わなくてもギリギリクリアできるが常人は素直に使った方がラク」な程度。ボス戦なんかはそれが顕著で、『ロックマンX』で壁ジャンプさえマスターすればアイシー・ペンギーゴがザコになるように、ギアの存在さえ忘れなければわりと初見でもなんとかなりそうな(気になる)ボスも多い。なんだかんだでカプコンは面白い2Dアクションゲームを作れる今や数少ないメーカーとしての地位を保っているのだなあ。