漏洩まんが祭り

漫画・ゲーム・映画・怪奇の備忘録と虚無の日記

セクシー婦警SOS!/『新・のぞき屋』山本英夫

 急にキーボードがうまく動かなくなってしまった。こういう時の対処法としてはNumlockだの変換モードだのをチェックしたり、ドライバーを再インストールしたり、パソコンを放電させたりといった方法があるらしく、どれも一通り試してみたのだがまったくうまくいかない。症状を細かく記すと、

1.バックスペースを押すと「@」か「’」が入力される

2.「E」「R」「T」「Y」「U」は普通に入力できるが、「I」「O」「P」はまったく反応ナシ

3.F12を押すとシャットダウンする

 などなど。いったいどうして? 原因は? とスマホでさんざん検索した結果、前日に酔っぱらってハイボールをキーボードにぶちまけてそのままにしていたのを思い出し、Xboxのチャット用キーボードに交換したら簡単に直りました。めでたしめでたし。と思い込んでいたのは幻覚で、実際はパソコンに呪いがかけられていたのが原因だったのでサタンに祟られて死んだという。

 


 

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 Kindle Unlimitedで久々に『殺し屋1』を読み返したら一晩過ぎてしまった。これ、イチもジジイも最初から最後までピンチらしいピンチにまったく陥っていないのだな。垣原戦もなんだかんだで楽勝だもの。それでいて読んでる間、スリリングさが持続しているのも凄い。映画版もいずれ見よう。

 山本英夫作品は『殺し屋1』『おカマ白書』『のぞき屋』シリーズをKindle Unlimitedで読める。『新・のぞき屋』は簡単に言えば探偵モノだが、ゆがみまくった人間の欲望がテーマであり、毎回イカレポンチな「敵」が出てくる。アイドルに粘着するデブオタ社長、大量のゴキブリを飼育し自在に操るストーカー、ハナクソをこすりつけるのが趣味のバーリトゥード盗聴魔など、特撮怪人レベルの変態も少なくないのだが、なんだかんだでハッピーエンドになるエピソードが多いのが不思議。「ここで終わらせとけば“イイ話”になるやろ」という終着点からさらに二転三転するストーリーも良い。これまた一気に読んでしまった。