漏洩まんが祭り

漫画・ゲーム・映画・怪奇の備忘録と虚無の日記

わが名はダイヤモンド・アイ/『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』

 この土日は阿佐ヶ谷ロフトだのふたけっとだのポケモンジャパンチャンピオンシップスだのいろいろ行きたかったのだが、労の働だったので全然ダメであった。ムカつくので平松伸二マンガの一気読みなどをして留飲を下げたが、労働はぜんぜん進まなかったので休みの日は普通に休んだほうが良いし『キララ』はキャラクターも舞台設定もストーリー展開も完全にイカれていて最高という話でした。

 平松先生は代表作はもちろんのこと、短期で終わってしまった作品や読み切りも異様に面白い。たまにとてつもない脱力作品・脱線作品もあるが、脱力ぶり・脱線方向がとんでもない方向に振り切れているので失敗作とはとても言えない。『キララ』はまあ商業的には失敗作かもしれませんが、ここまで失敗するのは並の人間では絶対無理なくらい吹っ切れている。本当にスゲェとしか言いようがないのです。

 


 

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 最近『Dead by Daylight』のおかげでホラー映画脳になっている。殺人鬼が『DbD』にコラボ登場している『SAW』を観ようかと思ったがAmazonプライムに無いので、代わりに続編の『SAW2』を観たのだが、感想に困る出来であった。同じくAmazonプライムで観られる『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』はコメディだが、スラッシャー映画のお約束が満載で良いです。

 山奥のボロボロの別荘で休暇を過ごしにやってきた、さえない中年男性のタッカーとデイル。だが彼らは、近くでキャンプを始めたバカ大学生たちに殺人鬼と間違われてしまい、実際に事故で大学生たちがポンポン死んでいってしまうのでサア大変、というお話。さっきWikipediaを見たらストーリー展開がオチも含めて全部書いてあったけど、ここまで書く必要ある? それはそれとして楽しく気負わず見られる友情映画でした(一部グロいのでR15)。