漏洩まんが祭り

漫画・ゲーム・映画・怪奇の備忘録と虚無の日記

西から来た怪物/『アフリカの爆弾』山上たつひこ

 今日は「第二十六回文学フリマ東京」でチャンチャコやっておりました。お越しいただいた皆様、新刊を手に取っていただいた皆様ありがとうございます。差し入れ等も頂き感謝感激であります。

 なんだかんだで3年以上このイベントには出ているため、さすがに見るもの聞くものすべての体験が新鮮!とはならないが(会場から歩いて15分くらいの競艇場前ロッテリアで昼メシを食うのもルーチンワークに近い)、それでも「がんばろう! 何かを…」と決意を新たにするだけの刺激は得られております。明日からの労働をがんばろう! という気には1ミリもならないし、明日から山積みのなんらかをアレしなければならないことを考えると、というか、まあ。やっていきましょう。何かを…。文学フリマ金沢が終わったら通販のアレを開始するぞ!

 


 

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 山上たつひこ作品をkindleでバカバカ読んでいるが、そういえばうちにも1冊あったよな、と本棚に刺さっていた『アフリカの爆弾』を読み返していた。昭和50年刊、ペップ社(何処?)のペップコミックス。今は亡き明大前の古本大学で購入した、ような記憶がある。

 表題作は筒井康隆の短編で、かなり忠実なコミック化。SF作家・草川隆が原作の短編も収められている。ギャグも豊富だが『がきデカ』のような突拍子の無いものは少なめで、アクションと顔芸が中心だが充分面白い。これは電子書籍化されてないのかな。