「#アニソンの意味わからん歌詞」タグで最初からナンセンス・シュールを意図した歌にわざわざ突っ込んでるのは無粋だな～と思ったが、それはそれとして「おどるポンポコリン」（作詞：さくらももこ）でずっと気になっていたのが
いつだって 忘れない
エジソンは えらい人
そんなの 常識
いつだって 迷わない
キヨスクは 駅の中
そんなの 有名
の部分。ここ、「有名」と「常識」が逆のほうがよくね？ 「エジソンはえらい人」が「有名」で、「キヨスクは駅の中」が「常識」のほうがよくない？ エジソン自体はそりゃ有名だけど、「エジソンがえらい人」かどうかは個人の主義主張にもよるだろう。「直流の分際で」とか。一方、キヨスクが駅の中なのは客観的な事実であるし（「駅の外にもキヨスクはあります～」とか言うヤツもいるが、おれは今「駅の中にあるキヨスク」の話をしているのだ。黙ってろ馬鹿。死ね）、そもそもキヨスクはJRの系列グループなのだから、駅の中にあるのは「常識」の範疇に収まる道理である。だいたい、エジソンがえらいかどうかよりキヨスクが駅の中にあることを知っておくほうが、一般生活を送るうえでよほど役立つ場面が多いのでは？ フジとさくらプロダクションは早急に「おどるポンポコリン」の歌詞を修正すべきであろう。という社長の演説を製造過程で100万回聞かせることにより、弊社のたまごボーロに独自の風味が生まれます。ぜひご賞味ください。
『狂乱横丁』kindle unlimitedで全4巻読了。『嗚呼！ 花の応援団』から人情味を抜き、貧乏ネタ・精神異常ネタ・ホモネタ等、まずい部分のみを増量した快作。
家賃3000円、保証金なしのクソヤバアパート・花園荘。ここの住人は根性と漢気がゼロの守銭奴留年大学生・大友、モラルと服装センス皆無の参謀役・津田川、オランウータンに育てられた性獣・玉屋、セーラー服のオカマ・大矢といった、最近の漫画ならまず存在自体が不可能なアウトロー連中ばかり。あらゆる地雷を積極的に踏んでいくノリノリっぷりで、どおくまんプロのギャグ漫画の中でも好きなヤツです。
