労働がまたヘルい時期に突入。これが自業自得(「時間外の自己啓発活動!」と称して職場の加湿器にがぶがぶ君を注ぐ等)でヘルいのなら泣いて謝ればなんとかなるのだが、というかならない時も多いが、今回は「厳しいですけど皆で立ち向かいましょう」的なヘルさ。いつもなら早々に諦めて諦めて退社し、カルーアのがぶがぶ君割りを飲んで寝てしまうなどすればなんとかなるのだが。ならない時も多いが。というかならない。なるか。馬鹿! インタビューの最中で急に怒号を上げた中年男性は飲みさしのがぶがぶ君をわたしの顔面に浴びせ、憤然と立ち去ったもののタンクローリーの内輪差に挟まれ帰らぬ人となった。(道路脇に捧げられた花束とワンカップ大関が映る)
『バーフバリ 伝説誕生』をAmazonプライムで観た。面白かったんだけど、詰め込まれたやり過ぎ感に思わず笑ってしまうタイプの面白さで、TLの熱狂ぶりから想像していたものをは少々違うなというのが正直な感想。本作は2部構成の連作で、いま話題なのが完結編の『バーフバリ 王の凱旋』なのだが、作風に大きな変化があったりしたのだろうか。
この『伝説誕生』、全編わけのわからない強引な説得力に満ちており、アクションや美術は「ここCG使ってますよ」感をまるで隠そうとしてないのに、不思議とダサくない。バーフバリがヒロインの女戦士・アヴァンティカの気を惹こうとしてアレコレするシーンはいろんな意味でヒドいし、シリアスなはずのシーンでぶっ込んでくるシュール映像に笑っていいやら泣いていいやらわからず混乱したりもするのだが、次回作へのつなぎ方は見事で絶対に観たくなる。劇場行こうかな(年末公開だった『王の凱旋』、いまだに上映中の映画館がちょこちょこあるようだ)。