漏洩まんが祭り

漫画・ゲーム・映画・怪奇の備忘録と虚無の日記

語る背中/『魔装番長バンガイスト』霧隠サブロー

 肩こりが凄すぎるので、マッサージ機を押し付けたりタイガーバームを塗ったりビタミンを飲んだり鶏肉とケーキを食べたりアンツィオ戦と劇場版を観たり明日の出勤が厭になったりしていたが効果はなかった。それはそれとして休日としてはよい過ごし方でした。

 酒を飲むと血行が悪くなるため肩こりが悪化する…という説もあり、この日記を書く時もたいてい泥酔していて読み返してもまったく書いた記憶がなかったり、脈絡のない散逸した文章になったりしているのでダメであろうし、しかしあのカール自走臼砲は良かった。『マグニフィセント・セブン』のガトリング砲なみに衝撃的でしたね。

 


 

 個人的に今年の漫画シーンにおいて「リイドカフェ」の連載作品を外すことはできないのだが、その中の1作『魔装番長バンガイスト』が単行本化。タイアップからパロディまで幅広く、ジャンルの1つとして数えてもいいくらいの数がある「特撮ヒーロー漫画」。その中でも、“70年代特撮”の雰囲気がここまで濃厚な作品はなかったと思う。すなわち、大真面目なのにツッコミどころ満載、どことなくノンキでありながらしっかり「熱い」という、一言で説明しきれない怪作にして快作。現在掲載中の18話とそれからつながる19話は本当に説明不能のヤバ面白さが詰まっております。